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BURBERRY BLACK LABELウィメンズ展開終了の影にあるライセンス契約

バーバリー社とライセンス契約を三陽商会が、2013年春夏をもって「BURBERRY BLACK LABEL(バーバリー・ブラックレーベル)」ウィメンズの展開を終了した。
1999年にライセンス契約を交わした、バーバリー社と三陽商会、および三井物産は2009年に契約を見直し、当初2020年までだったものを2015年までにと5年間短縮した。
1970年にライセンス契約を交わし、共に歩んできたがここにきてバーバリー社は本格的に自社で日本での経営に力を入れるようだ。三陽商会の売上の半分以上を占めると言われているバーバリー。三陽商会の置かれる立場は厳しくならざるを得ない。
ブランド側のチェックは入るが、ロイヤルティを売上高の10%程度と支払えば、自社企画の商品を著名ブランドの名前で販売できるのが魅力的である。
自社ブランドをお金と時間をかけて育成せずともブランド力のある看板を借りることができる“オイシイ”ビジネスなのである。
しかし、ブランド側から見ると、海外市場である程度ビジネスとして成立してくると、ライセンス契約ではなく自社で運営する方が、メリットがあると思うのは当然のことだろう。
そういうブランドは後を絶たない。最近では、ルックとの契約を解消したマークジェイコブスが有名な話である。
消費者にとっては、どこが運営しようと関係のない話である。
しかし、今まで三陽商会が作ってきた日本人向けの商品と、バーバリー社が展開する商品はサイズ感含め、違いが出てくることはあるだろう。
また、「BURBERRY BLACK LABEL」(バーバリー・ブラックレーベル)も「BURBERRY BLUE LABEL」(バーバリー・ブルーレーベル)も、日本独自のブランドになるためライセンス契約が解除されることによって、商品の展開が終了してしまうのだ。
上記2ブランドのファンとしては悲しいニュースであるが、取扱い終了の影にはライセンス契約という「オトナの事情」が隠されていたのだ。
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参考元記事はこちら
http://www.fashionsnap.com/news/2013-07-02/burberry-black-close/






