バーバリー ロンドン
バーバリーロンドンとは?
イギリス紳士御用達ブランドとして、世界中にその名前が広まっている「Burberry(バーバリー)」。1856年にイギリスのハンプシャー州、ベイジングストークで、当時まだ21才であったトーマス・バーバリーによって設立された歴史の長いブランドです。英国王室御用達でもあるバーバリーの製品は、1924年におなじみのあの「バーバリーチェック」が誕生し、一台ブームを引き起こし、1967年にはこのチェックを様々なアイテムで展開。これによってバーバリーの製品は、「ファッションアイテム」として広く認知されることになったのです。これらの製品は「Burberry LONDON(バーバリー・ロンドン)」と名付けられ、カジュアルな方向性も高まり、一般にもファッションアイテムとして広まることになりました。
バーバリーロンドンのコレクションライン
バーバリー社は、1999年にはクリエイティブ・ディレクターにロベルト・メニケッティを迎え、コレクションラインとして「バーバリー・プローサム」を展開。2009年にはバーバリー・ロンドンから新しくデニムとアウターの「バーバリー・ブリット」とスポーツラインの「バーバリー・スポーツ」を展開するなど、製品の種類を拡張。2012年にはバーバリー・ロンドンのメインアイテムであるスーツラインの充実を図るために、「バーバリー・ロンドン・テーラリング」を新たに展開し、よりエレガントでスタイリッシュなスーツを求める大人の男性達の注目を集めました。
バーバリーロンドンは2パターンある!
現在バーバリー社の様々なブランドは、本国である英国で生産されているものと、日本のアパレル企業である三陽商会がライセンス生産をしているものがあります。バーバリー・ロンドンは、プローサム、ブリット、チルドレンラインと同様に本国生産と、三陽商会のライセンス生産の両方があります。インポートかライセンスかは、タグの色によって違い、紺色地のタグで裏にライセンスの表記があるものが「ライセンス生産」で、ベージュのタグが「インポート物」になっています。バーバリー・ロンドンは、もともとは体格が良く身長も高いイギリス人に合わせて作られていましたが、ちょっと地味な感じでおじさんぽいイメージもありました。そこでバーバリー社の持つトラディショナルで上品な雰囲気や、素材や縫製のグレード感はそのままに、日本人の体型に合ったラインで新たにライセンスで作られたバーバリー・ロンドンは、よりスタイリッシュなイメージへと変化しました。2013年には春夏のキャンペーンでファッショニスタとして知られるベッカム夫妻の息子、ロメオ・ベッカムが起用されたことでもより注目を集めました。スーツはもちろんのこと、ほどよくトレンドを取り入れたカジュアルなアイテムや服飾雑貨なども展開しているバーバリー・ロンドン。元祖トレンチコートの生みの親、バーバーリーのアイコン的アイテムであるトレンチコートは、毎年春夏になるとトレンドに浮上するファッションコーディネートにおいても必須アイテムです。