バーバリーブルーレーベルとは?その歴史と成り立ち

バーバリーブルーレーベルが誕生したのは、1996年のことです。あのイギリスの高級ブランドのバーバリーに、日本人向けのバーバリーの新ラインが登場したということで、設立当初大変な話題になり、大旋風を巻き起こしました。ブルーレーベルは、英バーバリーとライセンスの契約を結んだことで展開している日本向けのバーバリーレーベルのことで、レディースラインが中心となっています。「ジャクリーン・ケネディやオードリー・ヘプバーンが20歳の頃に着ていそうなファッション」というデザインテーマを掲げており、可愛らしく上品なアイテムを数々展開しています。英バーバリー監修の元、三陽商会という日本のアパレル企業が企画・販売をしています。
バーバリーブルーレーベルの歴史・誕生〜初期
バーバリーブルーレーベルが日本に広がるまでは、バーバリーはなかなか手に届きにくい高級ブランドという印象で、ハイエンドな空気がセレブリティーを中心に愛されていました。そんな中、1996年にバーバリーブルーレーベルが誕生します。英バーバリーよりも価格が抑えられていることと、フェミニンで上品なデザインが受け、若い世代にもバーバリーブランドが浸透するようになります。さらには、ファッションリーダーのような存在となっている人気アーティストやモデル達がバーバリーブルーレーベルを愛用している姿が知られたことで、一気に知名度と人気が広がります。1996年の誕生から2000年代初期の頃は、街中にバーバリーのチェック柄ファッションに身を包んだ女性達が溢れ、バーバリーのチェック柄をコーディネートに取り入れることがステータスになっていました。
バーバリーブルーレーベルの歴史・中期
バーバリーブルーレーベルは、上品でクラシックな雰囲気の中に可愛らしさを感じるようなデザインが多く、年齢層問わず幅広く人気を集めていました。ブルーレーベルは、レディースラインとして知られていますが、一部ではメンズアイテムを扱っていたこともあります。ただ、2012年2月でメンズアイテムの展開は完全に終了しています。2000年代後半頃になると、初期の頃の社会現象のような大旋風は落ち着いたものの、ブルーレーベルの人気は劣ることなく、日本ではトップクラスの人気を維持し続けます。アイテムとしましては、可愛らしいチェック柄ワンピース、スカートの他に、トラッド感のあるトレンチコートやジャケットなども人気が高くなります。さらには、通勤通学スタイルにチェック柄マフラーを取り入れることが流行して、大人気となります。バーバリー自体も再注目され、ブランドがさらに勢いを増していきます。






