ポールスミス(Paul Smith)とは?ポールスミスの歴史と成り立ち

ポール・スミスは世界トップレベルの上品でかつエレガントな商品を扱っている素敵なブランドです。その素敵さと魅力は多くの人に愛されています。そのようなブランドはどうやって成長したのか?その歴史を知ると、ブランドに愛着がわきます。その歴史となりたちに関して紹介します。
ポール・スミスの歴史〜メンズ物の時代〜
ポール・スミスは、名前の通りポールスミス氏が、創設したブランドで、メンズ用品を中心とした、老舗のブランドです。このブランドの魅力は、男性の良さを引き立てるような上品な装いが特徴となっています。その、魅力は多くのイギリス男性の心を掴み、現在では、世界中のメンズ・レディース、キッズ関係なく愛されるブランドになっています。その歴史は、1970年とブランドの中では比較的浅いブランドです。最初は、ポール・スミスは会社でブランドの商品を持っているのはなくて、セレクトショップとして商売を始めました。取り扱っていたブランドは、マーガレット・ハウエル、ケンゾーと言ったこれまた有数の世界ブランドです。そういった商品を取り扱っていた、ポール・スミスですが、セレクトショップの時点で大盛況となり、次第にオリジナルの作品をつくるようになります。それが、オリジナルTシャツです。ポール・スミスのロゴが入ったTシャツは、着心地を重視したシンプルな商品で、着心地の良さとシンプルで無駄の無いデザインはたちまち好評になります。それと同時に、ネクタイや、スーツといった紳士服全般も取り扱うようになります。デザインの特徴は、イギリス人が誇りを持っているテイラートを生かしつつも、機能性や毎日着る事を考えた実用性を重視した商品です。着心地は男性の心を掴み、実用性は、その洋服を買う女性の主婦層や恋人の心を掴みました。色使いは、カラフルで派手目の商品が多いものの、ビビットで攻撃的という訳でなく、全体的に着ている男性を優しく魅せるといった特徴があります。ポール・スミス氏は、ひねりのあるクラッシクという言葉がぴったりな商品となっており、その系統は、ポール・スミスの代表作である〈ファイロファックス」、「ボクサー・ショーツ」や「8ボタンのポロシャツ」にも大きな影響を与えています。
ポール・スミスの歴史〜パリコレ、レディース進出と現在
ポール・スミスはその後1976年にパリコレに進出します。そのパリコレは大成功を収め、実際にポール・スミスがコレクションに出るのが遅いと言われたほどでした。日本進出は比較的早く、1984年で、直営店をオープン後、日本中で百貨店の定番ブランドになったのです。日本人は勤勉で働く時間が長いので、着心地や実用性を重視した商品は瞬く間に、人気の品になったのです。ポール・スミスが大成功を収めたのは、そのデザインのかっこよさと日本人のニーズが一致したと言っても過言では無いのです。その後、世界中に進出して入ったポール・スミスは、メンズの成功を元にレディースの商品を販売するようになります。レディースの商品は基本的に、ポール・スミスのデザインを継承しつつも女性が着て映えるデザインとなっています。現在は、その服を元に、アクセサリー・香水・靴といった男性女性のトータルコーディネートをサポートする商品、また子ども用品も販売されるようになったのです。その功績によって、イギリスの産業を支えた証として、ポール・スミスは、エリザベス女王より、クイーンアワードを受賞し、2000年にはサーの称号も頂いており、イギリスの正統的ブランドとして現在も発展しているのが、ポール・スミスなのです。






