DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)の人気コレクション
世界的ブランドのドルチェ&ガッバーナですが、この2つのブランドが有名になった人気コレクションがあります。今回は、世界的に有名なブランドにした、ドルチェ&ガッバーナのコレクションに関して、歴史を交えて紹介します。
ドルチェ&ガッバーナの人気コレクション〜初期〜
ドルチェ&ガッバーナの有名なコレクションは2つあります。それは、最初にミラノ・コレクションで発表された、Real Women(真の女性)と4回コレクションです。Real Women(真の女性)は、実はドルチェ&ガッバーナが有名になった後に改めて、人気になったコレクションです。このコレクションは、女性の強さを強調させるといったコンセプトに基づき作られました。当時としては、非常に斬新的なコレクションで、コットンTシャツと、シルクの変革と言った形でファッション業界で注目されたコレクションなのです。このコレクションの特徴はシルクと綿と合わせた生地を使用して、これまでにない質感の洋服に仕立てあげたことです。加えて、1点につき7通りの着こなしが出来るといったもの大きな魅力になっています。当時は、シンプルな洋服を中心にコレクションが展開されていたために、一着で多用的な着こなしが出来るといった洋服はあまりなく、ドルチェ&ガッバーナの最初のコレクションとして名高いものになったのです。次に、第4回コレクションですが、これは、ドルチェ&ガッバーナが世界的ブランドとして羽ばたいたコレクションでした。コレクション名は正式な記録は残っていないものの、コレクションで登場したドレスが、あまりにも有名すぎる為に名前が残っています。シシリアンドレスと名付けられたドレスは、その後のコレクション、ドルチェ&ガッバーナのブランドの女性物のデザインの基軸になったと言っても過言ではないのです。このシシリアンドレスの特徴は、ゆったりとした生地にも関わらず、女性の体にフィットしたラインを使用しているのが大きな特徴です。それまでの、ドレスは硬苦しく、レースといった物が貴重となっていたものの、このドレスは無駄なものを省き、女性の体型の美しい部分を魅せることで、そのファッションが着こなしが出来るといったのが非常に魅力的な作品となったのです。
ドルチェ&ガッバーナの人気コレクション〜中期〜
ドルチェ&ガッバーナは1992年革新的なコレクションを発表します。それは、ラファエロといった有名画家の絵を本物忠実にプリントするコレクションを発表します。それまでの洋服はこういった写真をプリントとする作品はなく、大変注目を浴びました。同時に、様々な素材にドルチェ&ガッバーナは手をだすようになります。クリスタルをふんだんに使用した、可憐な輝きのドレスを筆頭に服だけでなくドレスといった高級な物での人気も確立するようになったのです。1992年の時のコレクションでは、フィリグリーという金属細工を使用して、洋服をメタル装飾するといった画期的なデザインを発表します。繊細でかつ輝きのあるこのコレクションに使用された技術は、今後のコレクションにもふんだん使用されるほど大きな影響をあたえ、代表的なコレクションになったのです。また、アクセサリー素材をふんだんに使用した個のコレクションでは、同時にコルセットといった物も発表されています。
ドルチェ&ガッバーナは世界的に知名度の高いブランドですが、その知名度が大きく有名になったコレクションがあってこそ、今のブランドの作品に息づいています。一度発表されたコレクションでも根強い人気があり、中古でも高値で推移しているのはこうしたブランドの魅力あるコレクションのおかげなのです。






