DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)とはDOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)の歴史と成り立ち
ドルチェ&ガッバーナは世界の有名トップブランドで多くの女性ファンがいる素敵なブランドです。今回は、そんなドルチェ&ガッバーナ自体をあまりよく知らない人でもブランドに親しみが持てる、ドルチェ&ガッバーナの歴史を紹介します。
ドルチェ&ガッバーナの初期
ドルチェ&ガッバーナはドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナの二人によって設立したブランドです。この二人が出会ったきっかけは、ドルチェがガバーナのオフィスに電話をかけて、実際に洋服の仕事を探したということがきっかけになります。ドルチェは幼少の頃から洋服を仕立てている天才であったものの、洋服のデザインに関してはまだ未熟でしたが、ガッパーナが実際に仕事と同時に指導をした結果、ドルチェの才能は開花したのだった。ドルチェは年齢がその頃、幼かったため兵役の終了後、共同の事務所を開くようになった。その時に、同じオフィスで商品の請求を一括で行なっていた為に、二人の名前を連続して書くようになり現在のブランド名のドルチェ&ガッバーナの名称がブランド名になったのです。初期の作品の頃は、まだコレクションに出すときに有名なモデルを雇うことができないほど、お金に貧しており、友人にモデルを依頼するほどだった。また、その素敵な洋服を引き立たせるために、使用するアクセサリー等も準備できないため、友人自らアクセサリーを購入するほどだったのです。この時の、ドルチェ&ガッバーナのコレクション名は、Real Women(真の女性)」と言ったテーマを掲げており、コットンとシルクを使用した、肌触りが良く、しかも7通りの着こなしが出来るといった洋服で、ドルチェ&ガッバーナの現代に繋がるデザインとコンセプトはできていたもののまだ無名でした。
ドルチェ&ガッバーナの中期・後期
ドルチェ&ガッバーナを有名にしたのは、4回コレクションの作品でした。イタリアファッションで非常に革命的と言わしめたのは、ドルチェのシシリアの雰囲気を醸した作品です。シシリアン・ドレスと銘打ったその作品は、体にフィットしつつも生地のしなやかさによって女性のボディーラインを品よく見せる生地の裁断と美しいデザイン、加えて、襟ぐりが真っ直ぐに裁断されており、非常にセクシーで官能的であるのが特徴です。バストをしっかりホールドして、胸を強調させる事はなく品良い上品な作りになっているドレスは、ファッション界でも大きな革新をもたらせたのです。このコレクションの発表後、ドルチェ&ガッバーナはブランドで、セクシーで官能的な女性をイメージした作品を作るブランドといった位置づけになったのです。そして、更にニットウエアラインといった冬の素材を使用したセクシーな商品、ランジェリーやビーチウェアと言った商品を中心に展開を広げてい来ます。また、元の服だけではなくて、ドレスといった物も手がけるようになり、1991年のフィリグリーを使用した派手目なコルセットといった、一見服には使用しない素材を使用するのが大きなコンセプトになっています。メンズにも進出したドルチェ&ガッバーナは、男女ともセクシーブランドとしての地位を確立した素敵なブランドに成長したのです。現在ブランドが新たなコレクションの発表時のコンセプトは、「自由の肯定形。偽りのない表現に、かつてになく都会的な感性が加えられ、型にとらわれずそこから脱却した洗練のスタイル。」を掲げており、独自の素材をうまく組み合わせ、官能的でセクシーな作品を世に出しているドルチェ&ガッバーナのブランドのコンセプトになります。






