大人の男のための【メンズダッフルコート】着崩しコーデ術
ダッフルコートは一枚あると便利なコートですし、着回しも利くことで用意したいとお考えの方も多いでしょう。でも難問もあります。それは真面目な着こなしになりすぎたり、大人っぽい着こなしにするためにスーツしかないのでは?と考えがちになることです。そこであえてダッフルコートを大人の男らしいダンディさで着崩してみませんか?
ジャケット感覚で羽織る
ショート丈のダッフルコートはカジュアルなジャケットとして着崩すことが大人の余裕を見せるカジュアルな着こなしになります。インナーはシンプルでもボリューム感のあるニットを選ぶのが正解。寒さゆえに前を止めたくなるダッフルコートですが、羽織る感覚でさらっと着てみてください。インナーを暖かなものにすれば寒さは気になりません!もっとカジュアルに着崩すなら、ざっくりした緩い感覚のタートルネックのニットをインナーに選んだり、クルーネックのニットの襟と裾からラルフローレンなどの端正なデザインのデニムシャツをのぞかせるのもおすすめです。ボトムはデニムならダメージの少ないデニムを選び、ほかのボトムならダッフルコートと色合いを揃えれば、ジャケットとして羽織る雰囲気が完成します。コートの感覚ではなく、気軽なジャケットという認識で着崩してみましょう。またダッフルコートのインナーとボトムをつながるように色を選んで着こなしてみると、カジュアルでも大人の雰囲気が漂います。ジャケット感覚でダッフルコートを着るなら、シューズはブーツで決まりです。するとミリタリーな雰囲気も出てカッコいいですよ。このときボトムをカーゴパンツやミリタリーパンツにすれば男っぽく着崩した雰囲気でなおカッコいい!
色で遊んでみる
もしも今あるダッフルコートがベーシックなネイビーやブラックなら、インナーや小物、ボトムで思いきり色を使って遊んでみましょう。たとえばブラックのダッフルコートにモスグリーンのニット、そこにダークレッドのボトムという遊び方も可能です。「この色は自分に似合わない」と避けるのではなく、似合う色をベースにして、小物やインナー、ボトムで遊びつくしてみましょう。基本的に3色から4色なら上手にまとまってくれます。また全身をダッフルコートの色で統一させ、ストールやスヌードのカラーで遊ぶ方法もありますから、色の面白さで着崩しを楽しんでみましょう。洒落者を気取って、ダッフルコートを着崩すなら、ニットの首周りに派手めなデザインのエルメスのスカーフをチラ見せする色遊びもあります。
インナーとのレイヤードを楽しむ
単純にダッフルコートを着るのでは少し真面目で硬い雰囲気になるのを避けたいなら、インナーとのレイヤードを試してはいかがでしょう、たとえばバーバリーのダッフルコートの下は薄手のカラフルなダウンベストを着て、その下にはさらに色合いがあっているシャツやカットソーも加えてみましょう。またボトムもレイヤードにするため、裾をまくって少し短めにし、ソックスのカラーを出し、ブーツを履くと、全体的にうまくレイヤードが完成します。ここまで頑張ってレイヤードをするのは面倒、と思う方だっていますよね。そんな方にはニットの上からディースクエアードやディーゼルのひねりのあるエッジィなデザインのGジャンをシャツ感覚で羽織って、ダッフルコートとニットとの相性がいいボトムを選んで着るだけでも、ダッフルコートの持っている真面目な雰囲気はクールでカジュアルな雰囲気になります。色合いの面白さを追求して遊んだ感覚でダッフルコートの硬さを緩くさせるのがポイント。またダッフルコートと同じ色が使われているボーダーシャツをインナーにレイヤードしていく方法も統一感と砕けた雰囲気になっておすすめのコーディネイトです。とにかくバランスを整えつつ、重ねていき、素材や色を楽しみつくすことで、ダッフルコートの硬さは和らいで着崩しも上品に出来上がります。
小物でユニークさと個性を出す
ダッフルコートはそれだけでもかなりデザインが目立つコーチですよね。そこで小物のサポートを借りましょう。おすすめなのはニットキャップです。暖かですし、ニットという素材がダッフルコートの硬質さを和らげてくれるからです。本来、ダッフルコートのデザインからいえば不要なマフラーをポイント的に使ってもいいですね。このときはダッフルコート前をあけて巻くことが着崩しをおしゃれに見せてくれます。マフラーはダッフルコートと相性がいいけれど、ポイントになる色合いがおすすめです。小物で着崩すとしても、もう少しシャープな雰囲気にさせたいとお考えなら、ベレー帽やハンチング、それにキャスケットいいですね。この場合、素材は絶対にウールです。これらの少しドレッシーな帽子で着崩す際にはダッフルコートと同系色か、インナーと同系色にしてみると、失敗しにくいのでおすすめです。寒いシーズンの必需品である手袋はあえてニットやムートンのようにボリュームがあるものがおすすめ。するとダッフルコートの存在感に負けません。






