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バーバリーの象徴であるチェック柄、バーバリーチェックは1種類?
バーバリーチェックと言えば、ブランド名を関したデザインであり、バーバリーの象徴とも言うべき柄であることは説明するまでもないだろう。
しかし、バーバリーが展開するチェック柄、実際店舗に行くといろいろなチェック柄があることに気付く。
バーバリーチェックと言って、真っ先に思い描くであろう、キャメル地に黒・白・赤のラインが印象的な柄。これは「ノバチェック」と言われるものである。
この「ノバチェック」、現在は「バーバリーチェック」の名前で商標登録されていることから、そう呼ばれることが多くなっている。この柄は、バーバリーのあらゆるアイテムで見ることができる。
次に、レディースのバックや小物を見てみると、茶色地に白やグレーが使われている、少し落ち着いた幅広のチェックが使われていることに気づく。これは「ハウスチェック」と呼ばれるもので、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるクリストファー・ベイリー氏が2006年に発表したものである。
また、この幅広の「ハウスチェック」をさらに拡大したものが「メガチェック」。名前の通り、とても大きなチェック柄で、「ノバチェック」と「ハウスチェック」を知らなければチェック以外の柄として認識してしまうかもしれない。この「メガチェック」はシャツや、トレンチコートの裏地等で見ることができる。
次はメンズ。鞄や小物に使われている濃い茶色と薄い茶色で使われているものが「スモークドチェック」、黒地にグレーのチェックが「ビートチェック」と言われるもので、これらは比較的落ち着いたデザインとなっている。
この他には、バーバリー・ブラックレーベルから、「ブラックレーベルチェック」「マイクロチェック」、バーバリー・ブルーレーベルから「ブルーレーベルチェック」が日本限定で使用されており、2013年秋冬のコレクションでフォーカスされている「ブリットキャンバスチェック」等もある。
今回は、主なデザインを紹介したが、他にもライン独自のデザイン等、たくさんの種類が採用されている。
買い物をする時に、チェック柄の種類にも注目をして、自分の好みのチェックを見つけてみたり、新しいチェックを探したりしてみては。
きっと今まで以上に、バーバリーの奥深さに気付くことだろう。
バーバリー チェック
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