バーバリーブルーレーベルのセールってあるの?
「セール」と言う言葉は通常「バーゲン」の意味で使われる事が多いのですが、本来の意味は大々的に売り出す事、つまり沢山の商品を大売出しするという事になります。しかし、ただ商品をたくさん並べただけでは消費者の心を掴む事は出来ません。そこで、値引きや特典が付加されます。
本来のセールは大売出し
通常、新商品は人気の程度がわからないことから初回生産も控えめですが、変化の激しいアパレルの世界でも、需要を掴むと同じ商品を毎年同シーズンに投入して定番化します。バーバリーの場合ではそれがトレンチコートであり、バーバリーチェックであり、バーバリーチェックのストールという事になるでしょう。人気のある商品をたくさんの方に行きわたるように売るという事は商業的には大切な事なのですが、消耗品以外のものを沢山売るといずれ需要が飽和状態になります。
バーバリーのようなハイブランドの場合は高級感、特別感を維持するために表面的にはバーゲンを敬遠しがちです。ですからアウトレット専門店舗を作ったり、割引セールはウェブ上で行ったりという事になるようです。
基本的にはセールが無い
ブルーレーベルでは通常割引セールはありませんが、季節コレクション新作入荷の時期に店舗で新作発表会が行われます。顧客には招待状が送付され、招待客のみの新作発表会の日が設けられます。会場は実店舗で、ドリンクや軽いスイーツなどが振舞われ、限定品の販売や、新作の購入がいち早く行えるなどの特典があります。
特典が得られるキャンペーン
また、一定額以上の購入により、抽選で特典が得られるキャンペーンが行われる事があります。具体的なところでは2010年のバレンタインキャンペーンが有名で、抽選によりロンドンバスで周辺を周遊できる特典が当たる特典がありました。
割引なしで商品を大々的に売り出すという事では、これらのイベントが本来の意味での「セール」という事になるのではないでしょうか。
有名なファミリーセール
バーバリーブルーレーベルを定価より安く提供するセールで有名なのは、三陽商会主催の株主優待セールと、伊勢丹のバーバリーセールです。どちらも非常に人気が高く、招待券もオークションで出回るなどの大盛況ぶりです。招待券に関して言えば、伊勢丹のセールは伊勢丹Mカードもしくはアイカードの提示、三井住友VISAカードを持っている方ならウェブ上で入手できる招待券とカードの提示で容易にファミリーセールに参加できます。ただ、伊勢丹のセールの場合は三陽商会主催のセールよりは割引率が落ちる様です。これらの入場資格も変化する場合がありますので、その都度きちんと確認しましょう。
ファミリーセールよりアウトレット
これらのセールは東京限定で行われる為、地方の方では参加資格があっても行けないという事があります。また、商品はアウトレット店舗が増えるにつれて少なくなり、あまり良い品物も手に入りにくくなっていると言うのが現状の様です。そういうことから、最近ではファミリーセールよりアウトレットと言う方も出てきています。アウトレットでは品ぞろえが悪い時もありますが、ファミリーセールより混雑もなく安全で、多種多様な商品が手に入る可能性があります。また、入場制限があったり期間が限られていたりというわけでもないので、総合的に考えれば多少割引率が劣っても、ファミリーセールよりアウトレットを選ぶと言うことをお奨めします。アウトレット店舗は郊外なので、遠出にはなりますが、小旅行の一環として考えれば気分の良いお買い物も出来るのではないでしょうか。