バーバリーブルーレーベルの偽物・コピー商品
「BURBERRY BLUE LABEL」(バーバリー ブルーレーベル)は、本家のバーバリーよりライセンスを許諾され、日本の三陽商会が日本の若い女性向きに開発したブランドです。日本はもちろんのこと、香港やシンガポール、台湾、中国などと言った近隣のアジア諸国でも人気のあるブランドです。本家と同じ品質の良さを大切にしながらも、「モダンクラシカル」をベースにトレンドも上手に取り入れたキュートなデザインは、女心をくすぐるような仕上げになっています。
ブランドスタート当初は10〜20代を対象に立ち上げたものの、ファン層はその上の世代にも伸びたので、いまでは30代もターゲットにして製品づくりがされています。バーバリー ブルーレーベルは、日本でしか販売しておらず、国内でも旗艦店や直営店のほかにはアウトレットは1軒しかなく、店舗ではセールを行わない、公式では通販は行わないなど、価格に変動がなく大切に売っているところもブランドの価値を保っているところでしょう。
偽物・コピー商品に要注意
そんなバーバリー ブルーレーベルのアイテムを、直営店以外のインターネットの通販などで購入する場合、偽物やコピー商品を掴まされないようにどのようなところに注意して見分けたら良いのでしょうか。バーバリー ブルーレーベルは、三陽商会の社員や関係者のみのファミリーセールにてセール価格で販売されることもあります。
一時、オークションサイトでそのファミリーセールの券が高値で売れ、アジア圏の業者が大量買い付けをしたために規制されることになりました。それらの業者が入手した本物をネットで販売しているケースもあります。偽物はTシャツなどの場合、ロゴをコピーしたデザインで素材が悪いのでひとめで分かるケースが多いのですが、コートやジャケットなどはかなり巧妙にコピーされているので、ぱっと見ただけではわかないケースも多いようです。
偽物・コピー商品を買わない為に
三陽商会側も、タグにコピーできないような工夫を凝らしたりなどの対策を取っているのですが、ブランドネームの名前が入ったパーツなどを使い回している偽物業者も多いので要注意です。基本的には素材や縫製、品質、タグ、織りネーム、ロゴ、付属パーツ(ロゴの刻印入り)などをじっくりと見比べるしかないのですが、例えばオークションなどではあまりそれらの部分の詳細な説明がなかったり、写真の点数が少なかったりすることもあるので、一概に偽物とは決めつけられませんが、説明不足のサイトは避けたほうが無難でしょう。
ブランドものは激安だけで釣られてしまうと、とかく偽物やコピー商品を掴まされることは多いものです。もし直営店以外で購入する際には、身元や会社内容がきちんと明記されているブランド物の買取&販売ショップなら、偽物を掴まされる可能性も低いでしょう。もし機会があれば、バーバリー ブルーレーベルの直営店に行き、買わなくても、本物の素材感やディティルなどを一度自分の目で見て触って体感するのがおすすめです。本物の良さを知っておくことも、偽物やコピー製品を掴まされないためのテクニックのひとつと言えるでしょう。