バーバリーブルーレーベルを愛用する芸能人
「BURBERRY BLUE LABEL」(バーバリー ブルーレーベル)というレディスのブランドが、日本中の女性達の間に広まったのは、ある芸能人の記者会見がきっかけです。バーバリー ブルーレーベルは、英国の伝統的なファッションブランド、バーバリー社の紳士用トレンチコートを仕入れていた三陽商会が日本の若い女性をターゲットにライセンス生産で展開を始めたブランドです。1996年にスタートしたのですが、図らずもバーバリー ブルーレーベルの広告塔となったのが安室奈美恵さんでした。1997年に結婚記者会見をした際に、バーバリー ブルーレーベルのチェックのミニスカート、黒のニット、黒いブーツでばっさりと長い髪をショートカットにして登場した時には、ファッション好きのみならず誰もが驚いたものでした。でも、ギャル系のファッションが主であった安室奈美恵さんの、トラディショナルで清楚ながらもカッコいいスタイリングは、多くの若い女性の胸をときめかせ「バーバリー ブルーレーベルの洋服は可愛い!」という評判が全国的に広まったのです。
現代風にトレンド感も取り入れたデザイン
安室奈美恵さんが愛用していることで、一躍大ブレイクしたバーバリー ブルーレーベル。彼女は記者会見だけではなく、普段からマフラーなども愛用していて、当時10〜20代の若い女性の間でひっぱりだこにもなっていました。バーバリー ブルーレーベルは、ベースにはクラシカルなトラッドが息づいているのですが、それを現代風にトレンド感も取り入れたデザインな部分が注目されたのでしょう。ブランドのデザインコンセプトは「もし20歳の頃のオードリー・ヘップバーンやジャクリーン・ケネディならどんな服を着るか?」ということ。そのためにカジュアルやスポーティーなアイテムでも、どこか品が良く着ている人をお嬢さん風に見せてくれます。またパフスリーブやフリル、ギャザーなど「女の子ディティール」を随所に取り入れているのも、女性に人気がある秘密でしょう。もちろん、素材や縫製の良さなど、品質のレベルが高いことも人気の理由です。
芸能人多数愛用
バーバリー ブルーレーベルは、安室奈美恵さんのほかにもモデルの吉川ひなのさんも愛用者です。彼女はピーコートなどのカジュアルなアウターにバーバリー ブルーレーベルのアイテムをコーディネートさせ、「甘×辛」コーディネートを広めたファッショニスタとしても知られています。またCanCamのカリスマモデルであったえびちゃんこと蛯原友里さんも、よく誌面上でバーバリー ブルーレーベルのアイテムをかっこ可愛く着こなしていたことで、同ブランドのファンが増えることにも繋がりました。えびちゃんの後を次ぐような形でCanCamのトップモデルとなった西山茉希さんも愛用者で、原宿のバーバリー旗艦店でのバレンタインイベントには、バーバリー ブラックレーベルのファンである俳優の成宮寛貴さんとともに、黒白のチェックのコートに白いブラウス、黒のパンツという出で立ちで登場していました。