バーバリーブルーレーベルの最新コレクション(2014)
「BURBERRY BLUE LABEL」(バーバリー ブルーレーベル)の、2014年の最新コレクションは、「春夏物」のコレクションです。バーバリー ブルーレーベルは、英国の老舗ファッションブランド、バーバリー社とライセンス契約をし、日本のアパレル企業である三陽商会が、日本人の若い女性に向けてオリジナルでデザイン展開をしているので、直営店は日本にしかありません。
秋冬物、春夏物と年に2回の新作を発表していますが、他の若い女性向きの国内ブランドと異なるのは、めまぐるしくデザインの方向性が変化はしないことです。もちろん、その時々のトレンドの流れは組み込んでいますが、ベースにはきちんとしたトラッドな雰囲気が息づいているので、カジュアルが主体ながらもどこか「きちんと感」があるのが特徴です。
幅広い年代に愛されるブルーレーベル
バーバリー ブルーレーベルは1996年にブランドが立ち上がったのですが、その当初はターゲット年齢を10代〜25歳までとかなり若く設定していました。ところが、可愛いデザインながら素材や細部にまでこだわった高いレベルの物づくりや、他のカジュアルブランドよりは高い価格帯で、30代以上の女性にも好まれるようになったのです。
「もしオードリー・ヘップバーンやジャクリーン・ケネディが20歳だったなら、どんな洋服を着るだろう」という想定をしてデザイン性を考えているので、カジュアルながらもどこか上品なお嬢さんという雰囲気があり、女性のみならず、男性にもウケがいいブランドとしても知られています。
ブルーレーベルの2014SSコレクション
そんなバーバリーブルーレーベルの最新コレクション、2014年春夏は、同ブランドを代表するアイテムであるアウターのバリエーションが広がっています。カラーの増えたトレンチコートや、プリントやビジュー使いでよりトレンド感を高めたアイテムなどが登場。またトレンチコートから派生した、カーキのミリタリーブルゾンや、モッズコートなど今年らしいデザイン性の高いアイテムも展開しています。丸衿とパフスリーブのポロシャツにスカートがついたようなシンプルなワンピース、インディゴのサロペットミニワンピースなどは、大人カワイイ雰囲気にまとまっています。
また今年注目のスポーツを取り入れたスタジアムジャンパーは、トレンドを組み入れたショート丈。プリーツスカートやケーブルニットを主役にしたスタイリングも特徴になっています。