バーバリー ブラックレーベルの公式サイトについて
シンプルなサイトデザイン
バーバリーブラックレーベルの公式サイトは、商品の紹介だけを行っていて販売は扱っておりません。サイトには商品紹介と各種情報、プロモーションビデオなどが用意されています。
いたってシンプルな画面で、横スクロールと縦スクロールの組み合わさった造りになっています。「LOOKS」以外のコレクションを開いてそのまま放っておくと横にテロップのように流れていき、カテゴリ別に並べられた商品が全てその画面上で見ることが出来ます。また、商品をクリックするとアップになりますが、この状態から上下の矢印をクリックすると別の商品に代わり、「MORE DETAIL」をクリックすると商品の詳細を確認することが出来ます。画面遷移で全画面が点滅することが少ないので見やすいと言えます。
コーディネートの完成された「LOOKS」
個別に商品も並べられていますが、コーディネートの完成された「LOOKS」も便利です。全体的な雰囲気を掴むことが出来ますし、総額の計算もしやすくなります。ブラックレーベルはブルーレーベルに比べて海外での人気は高くありませんので、ブルーレーベルの公式サイトほど情報開示に厳しくないようです。当然かもしれませんが、個別商品ではそれぞれのカラーもきちんと確認出来ます。
商品の識別に迷ったら
ブラックレーベルの公式サイトは商品名が品番で表されておりますが、実は多商品を識別するには一番の方法なのです。品番には様々な情報が含まれていて、製造者が識別するための番号なのでほとんど消費者には関係が無い情報が多いのですが、解読すると商品の細かな差異を見つけることも出来ます。
品番の表記
品番には、アイテムの種類、パターンの型番、色番などが表記されています。例えばブラックレーベルの迷彩柄トートバッグ「D1128-713-28」を例にすると、わかるところでブラックレーベルを表す「D1」を頭に、バッグの「1」トートは「2」、パターンの種類が「8」、素材の種類が「3」、色番はネイビーの「28」ではないかなどと考えてみるのも楽しいです。
カラーナンバーは、同じグレーでも薄い「04」と濃い「06」があり、表記は同じグレーと言っても2種類あるということがわかります。Yシャツなどは似たような商品が多いので、品番で区別すると問い合わせの際にも役立ちますし、後日同じ商品を追加購入する際にも役立ちます。
ただし、品番には特別決まりが無く、あくまでもそのメーカーの基準に沿っていて、違うメーカーではまた違う意味になっています。ブラックレーベルの品番の規則を他メーカーに当てはめないようにしてください。
ブラックレーベルの世界観
ブラックレーベルの公式サイトは三陽商会が運営しているには違いありませんが、英語表記で商品が淡々と紹介されていて、商品説明も最低限しかなされていませんので、国籍不明な印象があります。そして、英国バーバリーのサイトの持つラグジュアリーな雰囲気とも違い、全体的に物静かな印象がします。ブラックレーベルは英国の伝統的な風格を守りつつ、英国発祥のモッズファッションの要素も見え隠れし、本家バーバリーのどのラインとも違う個性が持ち味ですが、こちらのサイトの雰囲気はブラックレーベル商品の魅力をさりげなく引き出しています。
操作によってはスクロールがどんどん流れて行くこともあり、文字が小さくて見えにくいと言う欠点もありますが、主張しすぎないという点で成功しているのかもしれません。