Burberry
Cutsow
インナーとして使うトップスもスタイルを構築するうえで重要なポイント。今回は定番の4大トップスの基本をレクチャー。またそのトップスを活かした差がつく着こなしも伝授。
多くのトップスが「カットソー」にカテゴライズ
カットソーとはカット・アンド・ソーンを省略したもので、ニット(織物) 生地を裁断(cut) して縫製(sewn)したものを指す。ニットには縦糸と横糸を交差させて織り上げるもの(Vネックニットやカーディガンのように私たちがニットを呼んでいるカテゴリーのアイテム) があるので、それと区別するために用いられている。つまり、通常の布生地のように決まった巾の生地に編み上げたものをパターン・カットして通常の洋服のように作られたものがカットソーとなる。大きく分類すれば、Tシャツやロングスリーブ、スウェットなどもカットソーのカテゴリーであり、私たちが着ている多くのトップスはこのカットソーのカテゴリーとなる、今季人気の、マリンテイストで女子の好感度も高いボーダーTシャツももちろんカットソー。ネックの型や袖の長さや配色の切り替えなどで劇的に印象が変わるので、そういった要素も加味しながら、着こなしに変化をつけていきたい。
カットソーの種類
カットソーの顔となる部分といえるネックの形。
大きく分けて4タイプが存在。それぞれの特徴をおさえて着こなしに活かそう。
ボートネック
緩やかな曲線で肩幅に向けて横にザックリと広く開いた、浅い船底型をしたネックの形を指す。
クルーネック
首元が丸く詰まった形。クルーは「船の乗組員」の意味で彼らの着るセーターによく見られることから。
ヘンリーネック
丸首で、首元から胸の位置まで開けてボタン留めにしたネックライン。ヘンリーレガッタというスポーツのユニホームからうまれた。
Vネック
アルファベットの「V」の字のネックライン。Vネックはシャープな印象を演出できる。
ジャストサイズを知ろう!
手首のくるぶしがすっぽり隠れる長さに合わせる。ロングスリーブの場合、袖の長さがポイントに。手のくるぶしがすっぽりと隠れて、袖自体がたるんでない感じがベスト。肩のステッチに合わせれば、通常は丁度よくなるが、Tシャツ自体の作りやサイズ感もあるのでダラしなくならないように心掛けたい。
差がつく着こなしテクニック
ちょっとしたアレンジで普通の着こなしに差をつけるにはカットソーの袖をまくるのが◎。
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ポイント
軽く捲るだけでこなれ感を演出約15cm程ゆるめに袖をまくるだけで、かなり"こなれて" 見える。ラグランスリーブだと袖の配色が違うのでその効果も倍増する。
ジャケットのインナーとしてカットソーを着こなす
※画像にマウスを載せると画像が切り替わります
レザージャケットにホワイトカットソーでワイルドに
ワイルドな雰囲気になるレザージャケットには、シンプル
なホワイトカットソーが◎。首周りが広いものを選ぶと、
よりワイルドな雰囲気になる。
首元のバランスが取りやすいのでコーディネートには最適。ネックレスやストールなどとの相性が良く、
首元のアクセサリー使い方をアレンジしてオシャレ上級者に。
テーラードジャケットはカットソーで印象をガラリと変わる
シンプルでかちっとしたイメージのテーラードジャケット
だが、カットソーで変化を加えるだけで印象が変わる。
シンプルなコーディネートなら、ホワイトや薄いブルー、ワ
ンランク上のコーディネートならば、グリーンやピンクなど個性の強いカラーに挑戦すると着回し幅が広がる。
シーンによってうまく使い分けていきたい。
女性から支持の高い、爽やかな雰囲気のボーダーカットソー
ボーダーカットソーは、爽やかで清潔感のある雰囲気で女
性支持の高いアイテム。重量感のある、ブラックやネイ
ビーのアウターを合わせても、爽やかで、存在感があるた
め、バランスのある着こなしになる。
使い勝手が良く多様な表情を引き出す
ことのできるボーダーカットソーは、飲み会やデートな
ど、異性と会う時に好印象なので、1着はおさえておきた
いアイテムだ。
ホワイトカットソーはどんなカーディガンにもコーディネートできる万能アイテム
カーディガンをよりカジュアルに着る時に欠かせないのが
カットソー。ホワイトカットソーは、幅広いカラーやデ
ザインのカーディガンにもコーディネートできるので、ま
ず始めに取り入れたい着こなし。
リラックスした週末の
コーディネートに最適だ。Uネック、Vネック、2つ持って
いると同じホワイトカットソーでも、印象が変わるので用意しておきたい。