Burberry
Shirts
長袖シャツと言えば、着回しの効くコーデのメインアイテムとして何点も持っていたいアイテムです。デザインも数多く存在するので以下で細かく紹介していきます。 それぞれの特性を生かした着こなしができると一段上のオシャレができます。シャツを極める物はコーディネートを極めると言えるくらい重要なアイテムなので、ここで細かくチェックしていきましょう。
起源は9〜10世紀。当時のシャツは下着だった!?
襟付き、カフス付きのものを一般的には、シャツとカテゴライズしている。日本ではスーツの下に着るものを「ワイシャツ」と呼ぶが、これは英語の「ホワイトシャツ」がなまったもので日本特有の和製英語である。シャツは本来、素肌の汚れや汗をアウターにつけないための下着の役目を果たしていたものである。シャツの起源は、9〜10世紀といわれていて、シャツが考案された当初は高級素材である麻で作られていたそうだ。シワのよりやすい麻をいつも清潔に保ち、糊付けをするのはとても手間のかかることだったそう。そのためか襟とカフスを取り外し出来るようにして簡単に洗えるようにした(デタッチャブル方式)のシャツが主流であったそうだ。現在、メンズシャツを分類すると「ドレスシャツ」と「カジュアルシャツ」に大きく分けられる。人気のオックスフォード地のボタンダウンシャツは洗いざらしの風合いがドレスにもカジュアルにも対応し、女子ウケも高く昨今の人気アイテムになっている。
シャツの種類
当然のことながらシャツには様々なデザインが存在している。
その用途によって進化したディティールもあるので、まずは定番なものを覚えておきたい。
ボタンダウンシャツ
その名の通り、襟型がアルファベットの「V」の字になったデザイン。Vネックは薄手の質感でインナーにすることが多く、名前の由来となっている、カーディガン伯爵が考案したのもこのVネックカーディガンが最初だそう。
ワイシャツ
通称「へちまえり」とも呼ばれる襟で、後ろから前にかけて刻み目がなく、ちょうどショール(肩掛け)を掛けたときのように肩から前合わせまでなだらかな線が続いた襟型。首元にボリューム感を出すのでアウターとして着用されることが多い。
クレリックシャツ
身頃が柄または色無地で襟が白無地のものを指す。1920年代に流行したもので、今ではクラシックなスタイルとして定着。元々クレリックというのは僧侶、牧師(神父)のことである。
デニムシャツ
その名の通り、デニム生地で作られたシャツ。デザインはウエスタンシャツに似ており、肩口のヨークやスナップボタンなどが特徴。デニムなので当然、色落ちなども楽しめる。
チェックシャツ
アメカジのネルシャツのイメージが強いが、チェック地を使ったシャツ全般を指す。昨今ではこのチェックシャツもボタンダウン仕様のものが多く、ややドレッシーな印象を与えている。
ミリタリーシャツ
元来は軍隊用のシャツでワークシャツの一種。機能的なディティールデザインと実用性を第一として作られたものが原型となっている。耐久性の高い素材を使われることも多い。
差がつく着こなしテクニック
シャツの基本でもあるボタン留め。ボタンの開け方で与える印象を変えられるので実践しよう。
ふたつ空けボタンをふたつ開けることで首元が大きく開き、ワイルドさは発揮できるが女子ウケはやや低め。インナーのチラ見せやバンダナを巻くなど、首元にアレンジを加えよう。
ひとつ空けおそらくシャツを着る大多数の人が、このひとつ開けを実践する基本的なボタンの開け方。ひとつボタンを開けると全部留めよりもこなれた印象になるので好感度もアップしそう。
ボタン全部留めネクタイをするときなどボタンを全部留めるが、そのままだと首元があまり見えないのでキッチリした印象を与える。ニットなどを重ね着したときなどに活用したい。
バーバリーのシャツを使用したコーディネート