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コーディネートの参考にすべきはコレクションの着こなし
やっと寒くなってきて、秋物や冬物に目がいき始めたばかりかもしれないが、ファッション業界は一歩先、いや二歩先を進んでいる。
既に6月には、2014年の春夏コレクションが開催されているのである。
バーバリーももちろん、コレクションで2014年春夏コレクションを発表している。
だいぶ先取りになってしまうが、トレンドを押さえてお洒落に差をつけたいところである。
バーバリー・プローサムの2014年春夏メンズのコレクションを見てみよう。
今までの10年間は実はロンドンでショーは開催していない。いずれも、ミラノで発表してきたのだ。しかし、今回はミラノからロンドンに場所をうつしての発表となった。
コレクションのはじめには、「バーバリー・アコースティック」というプロジェクトに参加しているアーティストによる演奏が行われた。
ここで、「バーバリー・アコースティック」について説明しよう。
2010年から行われてきた、バーバリーの音楽プロジェクトであり、才能ある若手アーティストの支援プロジェクトである。これには、多くのイギリスの若手アーティストが参加している。具体的には、Johnny Flynnや、POGUE、HOUSEMARTINESなどのアーティストだ。
セレクトしているのは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるクリストファー・ベイリー氏。
音楽を通して、バーバリーの世界観を表現することが目的とされている。
さて、コレクションに戻ろう。
内容は、秋冬コレクションとは違って、ポップな色使いが目立つものだった。
しかし、そのポップな色使いをバーバリーらしくしているのは素材である。
カシミアやシルクなどのいわゆる高級素材を使用して、上品で洗練されたバーバリーらしさを作り出していた。
原色に近い黄色や赤、青といった派手な色使いを「きちんと」感を残しつつ「軽さ」がでるアイテムはさすがと言っていいだろう。
着こなしで真似したいポイントは、ポップな色は高級素材を選ぶという点と、ボトムスは落ち着いたダークカラーを選ぶという部分ではないだろうか。
ボトムスに落ち着いたカラーを入れることによって、全体が引き締まって見えるため、靴やアイウェアに明るい色を入れても違和感がない。いや、むしろ統一感が生まれる。
ぜひとも、来年の春夏はバーバリーのコレクションを参考にコーディネートを楽しんでほしい。
バーバリー 2013AW新作
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