大事なスーツはこう守れ!『男のおしゃれの常識』をおさらいしよう
スーツは「男の戦闘服」と言っても過言ではありません。会社員で営業部員であればスーツは重要なプレゼンに含まれますし、自由業であってもスーツ姿でクライアントと打ち合わせする必要性が発生することもあります。つまりスーツとは重要なビジネスアイテムだといっていいのではないでしょうか。しかもおしゃれを極めると、やはりスーツになる、という意見もあるのです。そこで大事な相棒であり、ビジネスの席でプレゼンを後押しするスーツのお手入れ方法をおさらいしましょう。
スーツを長く着るにはクリーニングだけではダメ
毎日、着ることが多い方はついやってしまうのは、脱ぎっぱなしか、よくてもその辺に合ったハンガーに無造作にかけておくだけ、ということです。これではシワになってしまいますし、さっと落とせる汚れもそのままになってしまうでしょう。「でも定期的にクリーニングに出すから大丈夫」?いいえ、大丈夫ではありません!乱雑に扱えば、どんないい仕立てでいい生地を使っているスーツでも寿命が縮んでしまいます。スーツは確かにクリーニングできれいになりますが、普段からのお手入れ次第で型崩れが防げますし、クリーニングはあくまでもメンテナンスだけにできます。
スーツのお手入れで用意したいもの
スーツのお手入れは10分で済むことです。つまり帰宅し、部屋着に着替えてお茶を飲もうかとしているちょっとした時間で済んでしまいます。でもどんなものをスーツのお手入れに用意しておくべきなのでしょうか。そこで用意したいものをご紹介します。
木製ハンガー
木製の厚みのあるハンガーはスーツの立体感を守り、木製なので湿気を抜いてくれる効果があり、スーツにできやすいカビも防いでくれます。
洋服ブラシ
スーツのホコリや軽い汚れはこれで落とせます。またスーツの布地の表面を整える効果もあります。
ズボン吊り
ついハンガーに2つ折りで欠けがちなズボンですが、これではズボンにシワができやすく、線が嫌な感じに入ってしまい、履いたときの見た目もよくありません。それに生地も傷めてしまいます。ですからズボン吊りは用意すべきアイテムです。
消臭効果のあるスプレー
1日でスーツにしみこんでしまったにおいを取り去ることが可能なので、用意しておくと、フレッシュな気分でスーツを着られます。スーツは頻繁に洗えるものではありませんから、消臭スプレーを用意しておくといいでしょう。
スーツを脱いだら行うべきこと
自宅に戻ってスーツを脱ぐと、気が緩むものです。つまり緊張感が解けますよね。だから「男の戦闘服」と呼べるわけです。しかし大事な仕事の相棒でもある「戦闘服」をそのまま脱ぎっぱなしではいけません。まずは木製ハンガーにジャケットは掛けて、ズボンはズボン吊りにかけます。このときにポケットの中を確認しましょう。中に入ったものがあれば抜いておきましょう。ポケットに何か入っていると、そこからスーツは型崩れを起こしてしまうからです。それから行うのは洋服ブラシをかけて、汚れやホコリを払い落としつつ、布地の表面を整えてあげましょう。軽くささっと洋服ブラシをなでるだけで十分です。しかしこのお手入れが面倒に感じるかもしれませんが、少しでもスーツを長く着るためには欠かせないお手入れなのです。慣れてしまえば数分で洋服ブラシのお手入れは終わります。
ズボン吊りは折り目を整えて重みを利用する
ズボン吊りはパンツ専用のハンガーです。これを使用するときはズボンの裾を上にしてつるします。こうするとズボンの重みがあるので1日で作ってしまったシワも簡単に取れるので便利です。ズボンもズボン吊りを使うほうがお手入れは簡単になります。ズボンの洋服ブラシかけも忘れずに行いましょう。意外とズボンには汚れがついています。この洋服ブラシのお手入れの際にズボンの汚れをチェックしたり、修理すべき部分をチェックすることもお忘れなく!
最後は消臭スプレーでにおいを落とす
ここまでで基本的なスーツのお手入れは終了です。しかしオフィスなり、さまざまな場所に行くと、汗をかいてスーツにしみこんだり、体臭がこもったり、室内のにおいをスーツが吸い取っていることも多くあるものです。そこで嫌なにおいにならないように、消臭スプレーを仕上げにかけてあげましょう。香りが残るものではなく、無臭タイプのほうが使い勝手もいいのでおすすめです。消臭スプレーが嫌なにおいを消してくれたら、クローゼットにしまってあげてください。これでスーツという相棒はかなり長く活躍してくれますよ!